リワーク受講生の目的はもちろん復職ですがそのための過程は様々でした。他の会社では体を慣らすために図書館に毎日1か月通う、会社周辺の草むしりをするなどもありました。そして、皆一様に復職への不安を持っています。
私もリワークを受けながら、再び産業医、精神科医の面談を受けていくのですが、2度かなわなかった復職です、不安との闘いでした。復職のための面談を申し込むのさえ、今申し込んで果たしてうまくいくのだろうか?もう少し落ち着いてからの方が良いだろうか?と悩んで不眠がひどくなりました。「ひとまず申し込んでおいて、取り消しても良いから」と励ましていただいた部長には感謝しています。
産業医との面談にはリワークのカウンセラーさんと部長にも同行していただきました。かなり緊張もしましたが、一人で行った前回とは違い2人の存在が心強かったです。リワークの受講をしっかりとこなしていること、職場との連絡を密にしていること、毎日1万歩歩いて体力をつけていることをアピールしました。
後日、健康診断に行った時、産業医さんに「今回は復帰できるでしょう」と言われ、これでほぼ復帰は間違いないと思えました。精神科医との面談を無事終えた時、大阪で食べたお好み焼きの味は一生忘れないでしょう。