「体調をくずして、落ちた体重を戻すためにチョコレートやクッキーを食べています。」
とおっしゃるお客さまがいて、9年前の自分を思い出しました。
当時、うちの子供たちは5歳と2歳、仕事と育児の疲れで体重が落ちていました。うつを発症する2年前です。心配した母に連れられて行ったお医者さんが言うことには、もっとカロリーの高いものを食べなさいと。当時の私が思いついたカロリーの高いものといえば菓子パンで、仕事帰りにコンビニで買い食いをしていました。
この選択が後の発症にも大きな影響を与えていたかもしれません。菓子パンは確かにカロリーは高いので体重が増えるかもしれませんが、糖質が多く、血糖値が乱高下して身体に大きな負担をかけます。
間食としておすすめしたいのは、たんぱく質をとれるもの、例えばチーズやゆで卵、プロテインバー、サラダチキンや、良質な脂質をとれるもの、例えばナッツ類、ココナッツオイルなどです。
たんぱく質は筋肉はもちろん、血液、消化酵素、神経伝達物質など身体を作る材料になります。脂質は糖質よりもはるかに効率の良いエネルギー源になります。昔の私に教えてあげたいと思いながら、今、みなさんにお伝えしています。
間食するなら