毎日新聞に２９年４月から月１回で連載されている「こころの天気図」という記事があります。東京大学教授で精神科医の佐々木司先生が執筆されているものです。毎回興味深く読んでいるのですが、今回の記事は特に共感したので、ここに一部を引用します。
生活習慣病など「体の病気」とうつなど「心の病気」には共通点が多い
なりやすい要因には睡眠不足・運動不足・飲み過ぎがあり、
必要なことには早めの対処・根気強い治療がある
こうして書かれるとその通りで、早めに生活習慣を改善し、それを継続できたなら薬は少量でもうつは治るし再発もしにくいでしょう。それなのになぜ糖尿病になると病院で細かく生活指導をしてくれるのに、うつではほぼ投薬治療のみになるのでしょうか。うつになる要因は生活習慣で、改善すれば治るということがもっと広く知られるようにがんばりたいです。