一か月の診断書をもらい、仕事に行かなくてもいいようになりました。子供らを学校・保育所に送り出さないといけないし、もともと朝はきっちり起きる性質なので生活リズムが乱れるようなことはなかったです。たまたま図書館で見つけた『「うつ」からの社会復帰ガイド』(うつ・気分障害協会編/岩波アクティブ新書)を読み、毎日の活動記録をつけるようになりました。この本はうつのガイド本として良くまとまっており、活字の本を読めるぐらいに快復した方にはお勧めです。ＷｉｉＵでヨガをしたり、ウォーキングをする他はのんびりと過ごしました。詰め物がとれていたのにしんどくて行けていなかった歯医者にも行けて、休職をして良かったと思っていました。
１か月が過ぎようとして、今度は「復職可能」の診断書をもらい、喜び勇んで職場に提出しに行きました。ところが、その診断書には経過措置として１か月の時短勤務が必要と書かれていたのです。私はそんなこと全然知らなかったのですが、１か月以上の休職期間がある場合、復職にあったって産業医と精神科医との診察が必要となっていました。部長が本社に確認をとったところ、私の場合もその過程がいるとのこと。人員の関係上、診察はすぐには受けられません。４月の復職を目標に、休職期間はさらに伸びることになったのです。